春の歌 春の香り

harunoyume.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:詩( 3 )

2014年5月の終わる日に

1ヶ月に1度の投稿を目標にしながら、あっという間に5月が終わってしまいます。
与えられているのは同じ24時間なのに、なかなか思うようになりません。

b0232400_931680.jpg

















さて、今日は少しだけ言葉と戯れてみました。
自分の中の言葉を表に出すのは照れますね。

  ひとり

  何をみているの
  何に触れているの
  吸い込む空気も
  時の感じ方も、違う。
  
  人は皆、ひとり。
  この混沌とした世界の中で、ひとり息をして、
  ちっぽけに留まり、戸惑っている。
  臆病を隠れ蓑にして 
  こちらからは何にも手を伸ばさず、
  でも、今度こそと
  ひとつ進んでみて
  呆然と、またひとり、立ち尽くしている。
                                  stm.

ちょっと、、暗い。ある日の私でした。
愛がないと生きていけない・・って、小さくなって。。

言葉で、明るい気分になりたいと、
気分を取り直して、

  愛へ

  いつもそばにいるよと
  肩を抱いて、愛
  凍えそうな夜と淋しい昼を
  消し去って

  愛は心に巣食う毒を追い出し
  優しい気持ちを注ぎ込んでくれる
  愛に満たされ
  愛を注ぐ人になる

  いつもそばにいるよと
                                    stm.



最高の時が永遠に続くわけではないから、
確かに信じられるものを少しずつ蓄えて、
溜まったものを喜べるようにならないと。
この二つの言葉の戯れを振り返ると、
空いているところを求めすぎていると気づきます。
少しずつ、前向きに。

良い6月になりますように。
[PR]
by withyoursong | 2014-05-31 10:12 | | Comments(8)

萩原朔太郎 詩 「山に登る」

昨夜は皆既月食でした。
赤銅色の丸い月が鈍く灯りながら長い時間オリオン座の上に浮かんでいました。
空の高い位置にある月が赤銅色なのは不思議な感じです。
子供たちと月をみていると、「あ、うさぎの形の雲!!」
月の下側に横向きのうさぎの形の大きな雲がくっきりと浮かんで、うさぎが月を恋しく見ているようでした。
すぐに消えてなくなりましたけど・・夜空に物語が生まれていそうな月夜でした。


萩原朔太郎ー(明治19年ー昭和17年 1886-1942)
「月に吠える」序
  「・・詩とは感情の神経を掴んだものである。生きて働く心理学である。・・」
  「・・私は詩を思ふと、烈しい人間のなやみとそのよろこびをかんずる。・・」
  「・・詩は神秘でも象徴でも鬼でもない。詩はただ、病める魂の所有者と孤独者との寂しいなぐさめである。
  詩を思ふとき、私は人情のいぢらしさに自然と涙ぐましくなる。・・」
  「・・月に吠える犬は、自分の影に怪しみ恐れて吠えるのである。・・」

昨夜は月は煌々と照らすわけでもなく、朔太郎の”病める犬”も吠えずにすんだかもしれません。

妖しい感覚の詩が多いなか、この言葉はストレートにキュンっときます。。↓↓


 

「山に登る」詩の最後の言葉

  おれはいまでも、お前のことを思つてゐるのだ。





すてきな休日をお過ごしくださいませ。
[PR]
by withyoursong | 2011-12-11 07:00 | | Comments(0)

高村光太郎詩集

高村光太郎詩集 尾崎喜八編 世界の詩 3  
この本は一ヶ月前、初めて、空想書店さんに伺ったとき、いただいた本です。
タゴール詩集の紹介に魅かれていましたが、既になく、同じシリーズのこちらを購入したのです。
古書の色合いが、もう亡くなられている詩人のことを想いながら読むのにしっくり馴染みます。

高村光太郎ー(明治16年~昭和31年 1883-1956)
あの有名な「道程」や「智恵子抄」の作者です。
病状が進んでいく智恵子を愛し続ける詩も、この詩集に収録されています。

「冬の詩」は冬の容赦の無い寒さとともに、力強く叱咤される詩です。
あ、、もっと本気で生きなきゃっ!!と、自戒。。


  冬の詩  (より、少しだけ・・・長いので沢山割愛しています)
 冬だ、冬だ、何処もかも冬だ
 見わたすかぎり冬だ
 再び僕に会ひに来た硬骨な冬
 冬よ、冬よ
 躍れ、叫べ、僕の手を握れ
 大きな公孫樹の木を丸坊主にした冬
 きらきらと星の頭を削りだした冬
 秩父、箱根、それよりもでかい富士のやまを張り飛ばして来た冬

 (~割愛~ で、ここ・・)

 女よ、(~割愛~)
 汝の本能を尊び
 女女しさと、屈従を意味する愛嬌と、わけもない笑と、無駄なサンチマンタリスムとを根こそぎにしろ
 そして、まめに働け、本気にかせげ、愛を知れ、すますな、かがやけ
 冬のように無惨であれ、本当であれ
 
 (~割愛・・・)

・・・ドンッと体当たりで胸に迫ってくる言葉たちです。
本当であれ、かがやけ、愛を知れ・・・・    生きるとは、本当であるとは・・?(悩)
まだかがやいていないわたし・・・なのです;;;
さあ!まめに・・・さあ!本気に!!


この本に、solaさんが付けてくれていた紹介文が、また良いのです。拝借・・
 詩を奏でる言葉は ひとこと ひとことが ふりしぼって 生まれる様な 重さが
 ある。冬の 深い深い雪の中を 1歩1歩踏みしめるごとく

空想書店さんのことは、はじめは、文字通り”空想”だけの本屋さんだと思っていました^^
でも実際に購入している方のコメントを読んで、本当にあるんだって、びっくり!!
勇気をだして先月伺いましたが、そこで、solaさんやUmiさん、一緒にお会いした他の方たちも、
あったか~~い方々で、こんな私のこと(笑)もガシッと受け止めてくれました^^
行ってよかった♪
月に2日限りの本屋さん・・
明日あさっての開店に向けて、今準備に慌しいことでしょう。
大好きな本を仲介に、すてきな時間と出会いがまたあることでしょう。
今回は伺えませんが、応援していますね~!!
[PR]
by withyoursong | 2011-12-09 11:07 | | Comments(5)