春の歌 春の香り

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カテゴリ:短歌( 2 )

佳いのです☆

 
夢と知りせばさめざらましを


  夢・・だけでも
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by withyoursong | 2012-01-14 19:14 | 短歌 | Comments(0)

なぐさめなくに

家の東側には、朝日が昇り、満月が昇り、オリオン座が昇ってくる、小さな山があります。

春には薄桃色に桜の花が咲き誇り、夏には新緑や濃い緑が鮮やかで、
秋には青い秋の空と落ち着いた木々の色合いの対比が美しい。
冬枯れの景色も、山の中で芽吹いているだろう新しい命を予感させる穏やかで安心感のある佇まい。

家に帰るときには、どの方角から帰ってきても、必ず山を見ながら進み、山に近付くので、
山の空気の恩恵を受けて、きっとマイナスイオンをいっぱい吸えているんだろうなぁと
嬉しく思いながら過ごしています。

ある日の夜の山は・・・怖かった。
まちはもうまばらな灯りだけになり、車の音もない静かなときに、
山だけがグオォォォォォォ、グアァァァァァァァ・・グヮラァァァァァァ ザガザガザガザガ・・・
と、巨大な生き物が苦しんでいるかのように、音をたてていました。
全身で叫んでいる感じ。悶えて動いているのでは・・と思うくらいです。
すごい数の鳥たちも一斉に羽をばたつかせて音を増幅させています。
とても怖いのに、目が離せなくて、しばらく一人で立ちすくんでしまいました。

こんな経験、ありますか?
風かなと思ったけれど、私の立っているところはそんなに風を感じませんでした。
落葉が始まるくらいの時期だったので、山が葉を振り落とそうとしているのか・・・まさか・・
こんな現象に、もし名前があるのをご存知でしたら、教えてくださいね。

私だけの感覚かとも思いましたが、
翌朝息子が、「夜中に山が凄い音たててたなぁ。怖いくらいだったなぁ。あんなの初めてやなぁ。」と
言っていたので、きっと誰にも不気味に感じられる様子だったのでしょう。

その山は、名草山(なぐさやま)と言います。
万葉の歌人が歌っています。

万葉集 巻七 
 名草山 言にしありけり 我が恋ふる 千重の一重も 慰めなくに

勝手な意訳(笑)
 ねえ、名草山、’なぐさめる山’と言うのでしょう?
 なのにどうして私のこんなに切ない恋の葛藤を
 千のひとつほども慰めてはくれないの!?もお!

男性だったらどんな感じ?
 ああ、おまえ、なぐさ山と名乗るのに、
 我が恋の苦しみの
 千にひとつでも慰めてはくれないのだね・・・


ふふっ^^
まいどくん(ハム太郎の)が「爆笑やでぇ!」って言ってくれたかな?・・・
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by withyoursong | 2011-11-27 07:00 | 短歌 | Comments(0)